少し後ろ向きな
言葉が続いたので
小生の行き方的な…ほんとかな。
『温故知新(おんこちしん)』
古きを温めて新しきを知る
よく聞く言葉だと思います。
古くから伝わる文化
古典に習熟するようにし
さらに新しいことを加えていく。
そんな感じの意味合いでしょうか。
最近小生の周りでは
世代交代が起きています。
私も…
何となく
そういわれている
一人のようです。
ただ私は二代目ではなく
自分で立っています。
もちろん立てるべき人を立て
行うべきことを行うことで
様々な人の裏表を
見ることになりました。
人は
実に見たいようにモノを見る
生き物です。
誰かが加えた誹謗中傷
その言葉を簡単に
鵜吞みにするのが
良い例かもしれません…が
このblogでは
例の架空の人物αで
上げていきましょう。
ホントネタに困らない人です。
とある社会福祉法人の理事会で
理事になりたいSは語ります。
「これまで行われてきた事業を
見返すべきです。創業者が
掲げた理想を現実にするためにも
設立当初の趣旨目的に立ち戻り
利用する人
働く人が安心できる
法人運営をするべきだ」
さて…と
良い言葉です。
原点回帰という言葉を使っても
そんな感じです。
でもここで大切なのは
この言葉に嘘が無いのかどうかです。
先代が作ったものを
次の代が台無しにしているから
元の場所に回帰すべき!だということ。
古きを知り古典を学びとる
実に素敵なことですね。
ただ設立以降の書類を読めばわかる。
創業者と二代目と思われている人は
同一人物であることが…
自称理事α
………医療生協の理事…………
自己紹介の時に
「懇願されて理事をしている」と
言えるほどに自己評価高い目!
………………………………………
書類が読めないだけではなく
必要な書類を見つけ出すこともできない
ということになってしまう。
原点回帰以前の問題だ…
社会福祉法人の理事長は
意外にも思うかもしれないが
お飾りが多い。
何故か
地域的な問題で
地域の有力者に頼むことがある。
何よりも
実働しなければいけない理事は
責任を取って辞めることはできるが
理事長が責任を取ることは
法人の根幹を揺るがしかねない問題
ということになるので
責任を取ることができる人が
なるのが昔ながらといった感じでしょうか。
そして知恵を借ります。
その知恵を運営する側が
実際に動かすために考えるのです。
№2が理事長の不足する知識を補い
周辺調整を行い会議を、事業を
円滑に行うのです。
だからこの理事長という職を
№2が引き継ぐことは
イレギュラーの時だけです。
そしてSの言葉に
ため息交じりに別の理事が答えます。
「福祉サービスは常に進化します。
過去の成功事例にしがみ付くことが
これからの改善と成功に
繋がるわけではありません。
常に新しいことや周りの情報に
触れることで
正しいことを取り入れていくものです。
事業運営のやり方に
正解があるとはいいませんが。
過去の成果にしがみ付くような行為では
事業を持続継続させることは
難しいでしょうね」と。
原点回帰だけでは
きっと補うことができない未来への導き
それが温故知新なのかもしれません。
※例がうまくはまっているかの自信が…
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